川崎市議補選、鎌倉市長選〜この秋は、自治体選挙に集中します


                 神奈川ネットワーク運動 共同代表 檜山智子

 今、川崎市宮前区では10月23日投票の市議補欠選挙に、神奈川ネットワーク運動(NET)渡辺あつ子公認予定候補がチャレンジの準備を進めており、川崎ブロックはじめ多くの地域ネットメンバーも応援にかけつけています。また、鎌倉市長選では、市民の目線で街づくりをすすめる市長を生み出そうと、市民政策フォーラムの渡辺光子さんに対する勝手連支援が盛り上がっています。この秋は、私たちNETがこの間進めてきた市民政治の価値をアピールし、これらの自治体選挙に全力を傾けていきます。

 10月23日には、3人の候補者全員が女性という参議院補欠選挙も同時に行われます。女性の政治への参加の広がりは歓迎するものですし、先の衆院選で大きくなりすぎた与党を、市民がけん制していくことが必要なのは言うまでもありません。今回、私たちは、民主党候補者からの推薦依頼があったことを契機に、広くNET内外の市民に呼びかけて実行委員会を準備し、3人の候補者との政策コラボレーションの場を持とうと考えました。しかし、公示前には民主党候補者が3人そろった場に参加の調整ができないということで、企画は実現不可能に終わりました。
 
 私たちは、今、ローカルパーティとしての本来の活動である大きな自治体選挙を闘っています。それに全力を傾け、今回は具体的な国政選挙活動には取り組みません。
 国政府の力が強まる傾向がある中、常に、平和で多様な生き方が可能な豊かな市民社会をめざして、足元から実践していきます。市民生活の中の課題を取り上げて、一つ一つ解決していく、地域の活動を強化していきます。