糸数けいこさんのチャレンジにエールを送ります。


沖縄から地方の自主性を貫く政治を

                神奈川ネットワーク運動 共同代表 佐藤洋子

 11月2日告示の沖縄県知事選挙は、日本の未来へ向う平和政策を問うものとして全国的に注目されています。私たちは、これは同時に、市民自治の将来を見据えた自治体政策が問われている選挙として捉え、果敢に戦っている前参議院議員の糸数慶子さんに応援のメッセージを送ります。

 この選挙では、日米両政府が米軍再編を進展させようとする中で、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ移設V字案への是非が問われていますが、この結果は、キャンプ座間への在日米軍第一司令部移転等の課題を抱える第2の基地県である神奈川県の未来に、大きく影響するものです。

 NETは、20年間自治体政治にこだわり、神奈川県内で政治と生活をつなぐ実践を続けてきたローカルパーテイです。平和政策では、各市民活動団体と基地問題で連携するとともに、市民が参加できる地域の拠点「WEショップ」を通して平和運動を続けています。市民の参加がなければ社会は、変えられないと実感しています。

 沖縄県内でのローカルパーテイづくり、生活者政治をめざす自治体議員を生み出すことなどにチャレンジされてきた糸数けいこさんだからこそ、市民自治の将来を見据えたビジョンを示すことができます。沖縄から地方の自主性が貫かれる政治を期待します。