高齢者だけではない、猛暑フレイル


くにかね久子(前大和市議)

猛暑フレイルとは

災害級の猛暑によって外出や活動が減少し、食欲不振や低栄養、筋力低下などが引き起こされることで、心身の活力が低下した「フレイル」の状態になることを指します。
フレイルは、健康と要介護の中間に位置する状態であり、日常生活に支障をきたすリスクを高めます。しかし、適切な対策を講じれば回復することも可能です。

猛暑フレイルのリスク

厳しい暑さによる影響は高齢者だけでなく、障がいを持つ方や若年層にも及びます。涼しい時間帯の散歩や、室内でできる軽い運動を取り入れるなど、適度な活動を維持することで予防が可能です。

ただし、介助を必要とする方の場合、気分転換や気晴らしを目的とした散歩、あるいは利用者の希望による散歩は保険給付の対象外とされています。自治体によっては、安全確保や効果的なサービス提供の観点から、医師等の意見を事前に確認し、概ね1時間を超えるサービス提供が必要な場合、その所見を記録することで、訪問介護員による同行が保険給付の対象となる場合があります。

まとめ

猛暑フレイルは気候危機がもたらす新たな健康課題です。社会全体で予防と支援の仕組みを整えていく必要があります。