神奈川NET 2006年「新春のつどい」を開催


市民のパワーで築く アジアの平和

 1月19日、ホテル横浜ガーデンで「新春のつどい」を開催しました。政治関係者や学識者、またNPO等から多数ご出席いただくとともに、暖かいメッセージを頂戴しました。

◆「新春のつどい」によせて、韓国・平和NGOからの新春メッセージ◆

 韓国は解放60周年、日本は、終戦60周年が過ぎ、今年から新しい還暦が始まると思います。今までは、両方とも国家づくりで一生懸命やってきましたが、やはり社会づくり、あるいは、市民国家または、平和国家づくりという新しい仕組みがないと現在の国家は、未来を市民と一緒に開いていく説得力をなくしてしまうと思います。特に東アジアの国々は、今後の国家をどちらに、どう活かしていくかという転換の時代を迎えています。

 わたくしは、今年からは、アジア市民社会といえる未来へのドアを神奈川NETがひらいていく年になってほしいです。選挙だけでは、世の中を変えることは、難しいと思います。人々が長い間討論して作ったアイディアやそれを実践してきた共同の経験によって、われわれの夢見ている社会にもっと近づいていけると思います。

 今後、日本と韓国、それから周りの国々の人々が、顔の見えるこのような作業をしながらわれわれの夢を一緒に見ることができ、実現していければと望んでおります。どうぞ今後も一緒に夢を見ていきませんか。

       韓国ピースフォーラム 事務局長 李起豪(イ・キホ)