消防団の組織ぐるみのパーティ券購入


〜市長は市民への説明責任を〜

      若林智子(横浜市議会議員)
中田横浜市長の政治資金パーティーに市消防団の一部で団の公金を使いパーティー券を購入していたことが報じられ、市の安全管理局では、調査委員会を設置して内部調査を進めています。

組織ぐるみでのパーティ券購入はまさに、企業団体献金と同様の問題を抱えており、利権・癒着が政治腐敗につながることから、これまでも市長には「首長の任期制限より、政治資金パーティーをやめましょう」と提案してきました。

 12月12日の本会議の一般質問で、私は市長がマスコミへのコメントとしての「正直に調査する発言は、安全管理局のみなのか、その調査の範囲について質問しました。しかし、それに対する市長の答弁は「局および全消防団」と、実に曖昧でした。
 そもそも、事前の資料請求に対しても、調査中を理由に一切の資料が出されないなど、残念ながら市民に対する説明責任が果たされていません。13日には、私も含め4人の女性議員連名の質問書、また、市民の方たちからも続々と質問や抗議文が届いています。引き続き、市長には説明責任を果たすよう求めていきます。