地域政党が未来を拓く


新春メッセージ

 2011年、新しい年を迎えました。
 まだまだ厳しい経済・雇用状況が続いていますが、生活再建に向けて、国も自治体も正念場を迎えています。今こそ、社会全体で働き方改革に取り組むこと、誰もが安心して未来を選択できるセーフティネットを創っていくことが必要です。
 神奈川ネットは、昨年、女性と若者の働き方調査を実施しました。働きたくても働けない、やり直しができない、社会保障の無い働き方に希望が持てないといった実態が浮き彫りになりました。若者の貧困や孤立も広がり、深刻な状況です。

 行き詰まる国の政治に対して、住み暮らす地域・生活が豊かになるための政治が求められています。その推進役として地域政党=ローカルパーティに期待してください。
 昨年来、橋下大阪府知事や河村名古屋市長が立ち上げた地域政党に注目が集まっています。二元代表制の自治体政治で、首長が主導する地域主権改革論とは一線を画すものですが、私たちの出発点はいつも地域。地域のことは地域で決めるしくみこそ必要です。
 政治と生活をつなぎ、誰もが政治にかかわることを大事にし、市民と共に強い議会をつくることをめざします。

 2011年統一地方選挙に向けて地域政党の活動を進め、躍進の年といたします。

【神奈川ネット情報紙 304号 2011/1/15】新春メッセージより
  神奈川ネット共同代表/
   若林ともこ(横浜市議)永島順子(磯子市民ネット)山本裕子(県議)