未来を拓く保育制度改革の推進を!
国会では、子ども・子育て新システム関連法案の審議が続いています。新システムは、自公政権時代から検討されてきた保育制度改革を、社会保障と税の一体改革に位置づけ、より積極的な財政投入を進めるものです。政局に絡めた議論で、これ以上法案を先送りすることは、政治が未来への責任を放棄するものです。
(中略)
新システムには、小規模保育や家庭的保育・派遣型保育など、地域の状況や多様なニーズに応える重要な施策も盛り込まれています。まずは、この新システムを進めた上で、課題を抽出し、必要であれば見直しを進めるための機関として「地方版子ども・子育て会議」を設置するなど、より積極的な市町村の取組みを求めていきます。何よりも、若い世代の貧困、子育ての孤立化、人口減少が加速する高齢社会の課題に目を向け、あらためて、未来を拓く制度改革を推進することを強く求めます。 (見解の全文掲載はこちら)