さいたま市で開催された、将来の原発比率をどうするか国民の意見を聞く政府主催の意見聴取会に参加しました。政府が提示した2030年の原発比率?0%?15%?20~25%について各3人ずつ意見を述べるものです。
事前に申し込み、抽選で選ばれた参加者は170人、入り口では空港の手荷物検査並みのセキュリティチェックを受け、会場での発言は一切できません。しかも、広い会場の半分は報道陣用、関東地区で唯一の開催であったにもかかわらず、9人だけが各々10分意見を表明できるというものでした。
政府側や発言者同士の意見交換もなく、これでは国民的議論が深まるのか大いに疑問です。アリバイ的に開催されたとしか思えない内容でした。 関連記事:中村優子