まもなく東京都議会議員選挙が告示されます。今回の都議選は、7月に実施される参議院議員選挙の前哨戦とも言われ、国政選挙並みの総力戦の様相を呈しています。
この都議会議員選挙には、全国市民政治ネットワーク(略称・全国ネット)に参加する私たちローカルパーティの仲間の東京生活者ネットから6人の候補が予定されています。
食・エネルギーの地産地消、女性や若者の雇用と社会参加、福祉と医療の連携で安心の地域づくり、子どもの学び・遊びの保障、都議会を市民にひらくという、5本の柱からなる『2013 生活者宣言』をかかげてのチャレンジです。
2012年、東京都の人口が1956年の調査開始以来、初めて自然減となったことが確認されました。今後、一気に高齢化が進み、医療・介護の負担が急増する中、年少人口や生産人口の減少により自治体の財政運営は今まで以上に厳しさを増します。
これは神奈川県も例外ではありません。
私たちは、未だ経験したことのない新たな課題に直面しています。人口減・縮小社会に向かう中、あらためて国政選挙の争点に翻弄されることなく、生活の場としての東京の地域の政策課題を捉えた議論こそが求められます。
生活に密着した政治を進めてきた東京生活者ネットの皆さんの活動と、都議会から自治体政治を変えるチャレンジに心からエールを送ります。
地域の実践とつながる議席を得て、共に未来につなぐ働き・暮らしの実現に向けて活動を進めていきましょう。
【神奈川ネット №332号 視点より】
神奈川ネット共同代表 若林ともこ(ネット青葉/県議)