公共交通政策と移動の確保を考えるプロジェクトでは「杉並区移動サービス情報センター もび~る」を視察しました。もび~るは、相談窓口として必要な外出サービスを案内したり、取り次ぎ(車両予約)を行っていますが、配車センターの機能に留まらず、移動を切り口にした幅広い「生活支援サービス」をコーディネートすることをめざしてきたそうです。地域包括支援センターや、ケアマネ、福祉事務所等とも連携し、事業の実施やトラブルの解決を通じて生活にとって重要なニーズを掘り起こしてきたとのお話を伺いました。おでかけガイドの作成や地域のお祭りなど外部イベントへ参加して、お出かけツアーやセミナーなどの企画も積極的に行っています。その結果、設立当時29団体であった協力団体も現在76団体となるなど事業も広がってます。