今回の「かながわ『共に生きる』」学習会の企画は、映画「まとう」を観てみんなで考えようという内容です。この映画は、朝鮮学校と日本学校に通う女子高生、彼女たちの友人との交流、チマチョゴリの切り裂き事件をもとに見えてきたことなど、観ている者に問題が投げかけられています。
学習会には多様な世代の参加があり、映画を観てからワークショップ。映画の登場人物の台詞を通じてそれぞれが置かれている状況、さらに日本の社会が抱える問題にもふれて考えてみました。
「正々堂々と生きたいだけ」「負けるなよ」「(チマチョゴリをまとっているけど)ほんとうは何もまとっていないのかもしれない」などなど。考えさせられる台詞が随所にあり、あらためてともに生きる事の意味を問われていると感じました。