東京都議選に学ぶ


 東京都議選が終わりました。二大政党化がすすみ、国中心の政治構造がそのまま持ちこまれた東京都議選でした。東京に住む人々の暮らしのテーマは選挙の争点とならず、国会のテーマや、政党間の力関係が反映された選挙でした。東京には、たくさんの生活課題、地域課題があるはずなのに、生活課題を選挙の争点にできなかったことついては残念であると共に、私たちローカルパーティの今後の課題と受け止めます。

 また、今回の投票率は43.99%、この低調な投票率は、市民の政治不信が相変わらずつづいていることを示しています。市民の政治への信頼を取り戻すために、改めて、私たちは、地域に足を運び、対話を重ね、地域の政治課題、政策課題の解決に向けて市民と共にまちづくり活動をつづけます。  
                神奈川ネットワーク運動 共同代表 佐藤洋子