NPT再検討会議開催にあたって「5・1 NY国際デモ」に参加


 核兵器廃絶の道筋を定めた唯一の国際的枠組みである「核不拡散条約(NPT)再検討会議」が、2005年5月2日から27日まで、米・ニューヨークの国連本部で開かれています。核廃絶に向け大きな岐路に立つ今回の会議を前にして、世界の平和の潮流・市民の連帯の動きに参加しようと、神奈川ネットワーク運動から3人が「5・1 NY国際デモ」に参加しました。

 国連近くの道路を全面通行止めにして行われたデモは、若者の参加も多く約4万人の人で埋めつくされました。セントラルパークでの大集会は、高齢になった被爆者のアピール、広島市長の力強い演説に大きな拍手が沸き起こりました。翌2日からは、国連本部内で初めて「原爆展」が開催され、被爆者が交代で当時の惨状を説明しています。こうした市民の行動や声が会議に反映されることを願います。

 伊知地るみ(NET市民活動連携部長/大和市議)