ピースリングツアー、横浜・横須賀コースを開催しました。横浜ノースドッグと小柴貯油施設返還跡地を車窓から見学。ノースドッグは物資の搬出入をしており、オスプレイもここから陸揚げされました。小柴貯油施設は道一本挟んで住宅地です。タンクの爆発火災事故ではすぐそばの学校の窓ガラスが割れ、日々危険と隣り合わせの生活を強いられてています。 ヨコスカ平和船団のガイドで小型ボートに乗って横須賀海軍施設を見学。ここは米軍と自衛隊の艦隊が並んで司令部を置く世界で唯一の港です。原子力空母ロナルドレーガン始め、日米の艦船がたくさん停留している光景は異様でした。また「安保関連法」により、空母化された日本の護衛艦「いずも」の艦上では、米軍のF35Bステルス戦闘機の給油・整備が可能となり、そのまま相手国を空爆するケースも考えられるとのことでした。逗子池子住宅地区では、思いやり予算で作られた米軍家族住宅や運動施設を見学。一部返還、一部共同使用が始まったものの、日米地位協定による米軍の特権が課題です。 日常生活のすぐ隣にある基地の存在を初めて間近に見ました。多くの市民とともに、軍事に依らない平和の実現について行動していきます。
