地域の女性たちのリーダーシップを学びたい〜韓国「緑の店」がNETを訪問


持続可能な環境にやさしい街づくりを

 8月2〜4日、韓国で循環型社会の実現をめざし活動している「緑の店」全国協議会代表ユ・ムニャンさんをはじめ4人の方たちが、神奈川ネットワーク運動(NET)を訪問されました。訪問にあたっての目的は「女性環境活動家の養成と、持続可能な環境にやさしい街づくり」をテーマにした研修ということです。

 2日は、NETのローカルパーティとしての取り組みを紹介するとともに、神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会理事長中村久子さんや、WE21ジャパン理事長郡司真弓さんにもご参加いただき、交流・意見交換をしました。
 8月3日、4日は、それぞれ、厚木市、鎌倉市での市民活動・事業の現場を見ていただき交流をさらに深めました。

**韓国緑の店の概要紹介**
・韓国国内54の地域で常設のリサイクルショップ「緑の店」を運営
・これは、住民参加によるリユース、「物々交換」センター機能
・ボランティア総数1500人、お店の利用者月27万人。年間81万点の物品が取引されている(市場価格に換算して年間約10億ウオン)
・緑の店の活動を通じて、環境にやさしい地域社会を創出するための中心的役割を担う市民リーダーを育てている
・2002年の自治体選挙には、このような活動経験を持ったメンバーから、地域の課題を解決しようと2人の議員が誕生している