「政治とお金」改革を進めたい


                 福田泰子(前県議会議員/ネット・とつか)

 総務省や神奈川選挙管理委員会から2006年度の政治団体収支報告が公表されたことを受け、マスコミがこぞって、根掘り葉掘り調査しているようです。

 福田新内閣の閣僚や神奈川選出の国会議員が「脱税で税務調査を受けている企業」「数年間累積欠損金を出している企業」「国の公共事業を請け負っている企業」等々から「企業献金」を受けていることが明らかになりました。すべて、政治資金規正法等の違反です。それぞれの国会議員は「返還します」と発言、福田首相は「献金をくださる企業の内実まで政治家は把握できない」と述べていました。そして、TVの情報番組では「これでは閣僚になれる国会議員などいない、いいかげんにして、政策論議に入らないと」とコメントする始末です。

 私は、「政治とお金の改革なしに日本の政治への信頼回復はない」と運動し続けてきました。「企業団体献金廃止」をもりこんだ運動を展開するための、実行委員会をスタートします。