韓国光州より、神奈川ネットへの訪問


ローカルパーティのミッションをとらえ返す

                   NET共同代表/若林智子

11月23日、先の日韓市民社会フォーラム開催地、韓国光州全南大学の研究者の方々が、日本の草の根運動や地域政治を学びたいとNETを訪問されました。

民主主義・人権・平和研究所の呉さんは、90年代以降民主化の道を歩み始めた韓国の市民運動の課題として、NGOと中央政府との関係性をあげ、中央から地方政治へと運動のベクトルを転換していく必要性を語られました。

私たちは、民主主義を市民の力で勝ち取り、ダイナミックな社会変革をもたらしてきた韓国市民社会と政治の距離感の近さを羨ましく感じることもしばしばです。しかし、私たち自身が、地域に根ざし実践しているローカルパーティのミッションを、あらためて、とらえ返すことこそ重要だということも、意見交換の中で教えていただきました。