葉山町長選に向けてのメッセージ


〜市民政治の実践を期待します〜

国政における「ねじれ」現象に象徴されるように、日本の政治は大きな転換期にあります。政治への信頼回復や生活の安定のための政治が求められています。ローカルパーティ神奈川ネットワーク運動は、生活により近い自治体議会で市民とともに立法運動に取り組み、生活者政治を進め、自治体議会の活性化に向けた運動を進めてきました。

この運動は、「市民と議員の条例づくり交流会議」や2007年統一地方選挙における「自治体議会改革フォーラム 変えなきゃ!議会2007」キャンペーンに繋がり、政党、会派を超え、議会改革を進める議員のネットワークが全国に広がりつつあります。

このたび、これらの活動に参加され、ローカルパーティの運動にも触れられた横山純子さんの葉山町長選挙へのチャレンジにあたり、私たちは、ぜひ、市民の自治力を高める政治を実践されることを願っています。

首長は、政党や議会内の会派が主導して生み出すのではなく、市民が直接生み出す市民主権が基本であり、首長と議会が互いにけん制し、また、闊達な議論を行うことで、市民のための政治を実践しなければなりません。

厳しい財政状況が予想される中、縮小社会をどう設計していくのか問われる時代ですが、地域の自治力を信頼し、市民と議会、首長の関係をつくり・変え、官僚に負けない政治の実践を期待します。

神奈川ネットワーク運動 共同代表  檜山智子 若林智子 佐々木ゆみ子