地域福祉プロジェクトでは、独立行政法人建築研究所住宅・都市研究所グループ主任研究員の樋野公宏さん、弁護士の佐藤康之さんを講師に迎え、「空き家問題の現状と展望」をテーマに学習会を行ないました。
少子高齢化・人口減少等に伴い、適正に管理されていない不動産も含め空き家が増加しているなか、国交省が行なった2008年の調査では、空き家は757万戸、10年間で約3割増加しています。
空き家問題の解決には、都市計画、環境、防犯・防災、福祉など行政内の横断的連携が不可欠です。「空き家の実態調査」を住民参加型で進め、地域の社会資源の活用を検討していきます。