4月21日、神奈川の基地を知るピースリングツアー横浜・横須賀を実施しました。
米軍物資の玄関口、横浜ノースドックからスタート、1981 年タンク爆発火災事故を起こした返還地の小柴貯油施設、2015 年 10 月配備された原子力空母ロナルド・レーガンの母港、米海軍横須賀基地、逗子池子住宅地区など約 5 時間かけて基地をめぐりました。
参加者からは、「県央コースに続き、今回の横浜・横須賀コースに参加して、県内に点在する基地や施設 分かった。」「日常生活のすぐ隣に常に戦争に結びつくものがあたり前に存在していることに気づかされた。」「多額の税金による思いやり予算の実態を知ることができた。」など様々な感想をいただきました。
神奈川ネットのピースリングツアーは、2003 年米軍再編計画が浮上し、在日米軍基地の役割や機能が大きく変わることに危機感を感じ、2005 年当時県内 16 の米軍基地施設を 1 日かけて巡ったことが始まりです。
神奈川には現在12の基地施設が存在しています。今後も基地の存在を身近に感じ、実態や課題を少しでも多くの人に知ってもらうことで、軍事によらない平和力を市民社会のなかでさらに高めていきます。
(ピースリングチーム座長 牧嶋とよ子)