2020年度介護保険プロジェクトでは、文部科学省と厚生労働省のプロジェクトによるヤングケアラーの学校への調査に注目をしてきました。3月に会合がもたれ、報告が出されました。 報告書に拠れば、調査した中学2年生・高校2年生・夜間高校・通信制高校それぞれにヤングケアラーは存在しますが、中学2年生で17人に1人というのは驚くべき結果でした。学習や部活の時間を介護に割いている子どもたちがいることに学校も周りの大人も気がつくべきです。
川崎市では子どもの権利条例が出来て20年がたちました。学習の権利、生き生きと遊び生活する権利を守っていきたいとあらためて考えます。ヤングケアラーを支援するためにまずは相談から課題を抽出していきます。 (座長 渡辺あつ子)