欠陥機オスプレイは早急に飛行停止を!


大和市民会議 くにかね久子(前大和市議会議員)

11月29日午後2時45分ごろ、鹿児島県の屋久島沖で米軍横田基地所属のCV22オスプレイが墜落事故を起こし、乗員とみられる男性1人の死亡が確認され、海上でも機体の残骸のようなものを多数見つけたとの報道がありました。

同時刻、神奈川県厚木基地周辺では、中央林間、南林間の各地で普天間基地所属の海兵隊機MV22オスプレイが4機編隊で低空飛行するのを多くの市民が確認しています。

オスプレイは、ローター(回転翼)のギアボックスとエンジンをつなぎ、動力を伝達するクラッチが何らかの原因で滑る「ハード・クラッチ・エンゲージメント」による事故が多発し、一時米軍も一部機種の飛行を自主的に停止していた経緯もあります。その後、国は「運用上の理由」から飛行停止される機数や期間は明らかにしないまま、いつの間にか通常通りの訓練や作戦が開始されていました。

事故が多発する欠陥機オスプレイを国内に配備することはもとより、徹底的な事故原因の究明と情報の公開ならびに、市民を巻き込む大惨事にならないよう即刻飛行停止を神奈川ネットは求めます。