神奈川ネットワーク運動(NET)憲章目次
<2005年3月発効>この憲章は2005年3月5日より発効する。
前文 | 3つの政治理念 | 5つの政治姿勢 | 神奈川を変えるための7つの主要テーマ |
1.カンパとボランティアで政治と選挙を行なう
お金のかかる選挙が利権政治を生み出しました。私たちは、カンパとボランティアで選挙や日常活動を行ないます。「選挙にはお金がかかる」という「常識」を覆し、市民・女性たちが選挙に出られるようにします。市民がカンパとボランティアで選挙を行ない、政治に参画することによって、市民政治をひろげます。
2.議員もメンバーも活動を公開する
私たちは、市民とともにまちづくりをすすめます。市民が政策をつくったり、多様な活動の領域をひろげるために必要な、政治・議会情報を公開します。さらにNETの活動も公開し、情報提供し、市民の信頼ある政治をすすめます。
3.へんだなと思ったらミニフォーラムを開く
地域の課題は、解決したい人たちが中心となって、関係者・専門家・行政職員などと知恵を出し合い、解決策をさぐります。議会だけが自治のしくみではありません。
さらに、市民は議会に条例・制度を提案できる直接請求制度を持っています。多様な自治のしくみを増やし、政治改革をすすめる第一歩がミニフォーラムです。
4.議員の報酬は市民の活動費にする
市民とともにカンパとボランティアで議席を獲得した、NETの議員は、報酬を個人寄付とします。それらの資金を、地域ネット活動費や研究会費、選挙積み立てとして再配分します。各地域ネットは、市民からの会費、カンパ、バザーなどで活動費を補います。
5.議員は2期8年で交代する
NETの議員は、原則として2期8年で交代します。議員を職業とせず、世代交代をすすめることで、新しい参加をひろげます。権力や情報を長く一人の人に集中させることは、政治への参加を阻害することになるからです。議員が代わり合うことで、議員とともに活動する人々がひろがり、議員経験者が地域に増えることは、市民社会を強くすることになります。