10月3〜5日、第6回目の日韓市民社会フォーラムが開催されました。
2002年、日韓ワールドカップ共催に向けて市民レベルの交流が広がりつつあった矢先に再燃した歴史教科書問題と小泉首相の靖国神社参拝。日韓関係の悪化を危惧した市民により「日韓市民社会フォーラム」第1回が韓国で開かれました。韓国と日本で交互に開催し、前々回は中国のNGOの方にも呼びかけ、東アジア共同体形成について議論を続けています。
2002年、日韓ワールドカップ共催に向けて市民レベルの交流が広がりつつあった矢先に再燃した歴史教科書問題と小泉首相の靖国神社参拝。日韓関係の悪化を危惧した市民により「日韓市民社会フォーラム」第1回が韓国で開かれました。韓国と日本で交互に開催し、前々回は中国のNGOの方にも呼びかけ、東アジア共同体形成について議論を続けています。
神奈川ネットワーク運動は、当初から実行委員会に参加し、北東アジアからの平和構築をめざし市民社会の交流に取り組んできました。
今回は日韓の市民社会が共通して抱える課題①気候変動②国際協力とCSR③まちづくりと地域再生④市民参加と市民自治の4つの具体テーマで、それぞれ実践の現場での分科会がありました。5日には全体会があり、三谷太一郎さん(東京大学名誉教授)、文正仁さん(延世大学教授)による、東アジア平和共同体形成に向けた日韓の歴史の共有、将来への展望をテーマに基調講演があり、ディスカッションしました。
また、夕方には、参議院議長公邸で江田五月参議院議長の講演と、懇親会があり東アジアの平和と市民社会構築に向けて交流を深めました。