新春によせて「未来につなぐ・働き暮らし」


東日本大震災が発生した3月11日から5年が経ちます。今なお18万人の方が避難生活を送っています。福島第一原発事故を経験し多くの人々が原発に依存しない社会に転換するために、生活を見直す必要性に気付かされたのではないでしょうか。しかし政府は原発を重要なベースロード電源として位置付け、昨年8月、日本の原発は再び動き出してしまいました。
今年の4月から小売り電力が完全自由化されます。自然エネルギーの活用を優先し、どのように作られた電気を使っているのかを常に意識し、電気を選ぶ市民が増えるよう声をあげていかなければなりません。

戦後70年の節目の年となった昨年9月には、市民が国会前を埋め尽くすなか、安全保障関連法の強行採決が行われました。民意と乖離する政府に対峙し、若者たちも民主主義を問う声をあげました。
若い世代に貧困や不安が広がっています。誰もが学ぶことの幸せや、就労の充実感を持てる社会にしていくことこそが政治の役割です。障がいがある人も、子育てしていても、介護を抱えていても、すべての人が10年後20年後の「暮らし」を描くことが出来る社会でなければなりません。ローカルパーティ神奈川ネットは、地域から平和をつくり、安心して暮らし続けるために、市民の地道な活動をつなぎ市民社会を強くする政治を実践します。

今夏には、参議院議員選挙が実施されます。神奈川ネットは、「未来につなぐ・働き暮らし」をかかげ、大河原まさこさん(全国比例)の推薦を決定、参議院議員選挙への取組みを進めます。選挙権が18歳に引き下げられて初めてとなる選挙です。
私たちは、主権者として1票を行使する大切さを強く意識し、若者をはじめ多くの市民の政治参加を呼びかけていきます。